スタッフBlog
10月の終わりに、ボールなどのメーカーであるTOGU社主催の
Education courseに参加してきました。
初日はPrien(プリーン)というミュンヘンの南にあるTOGU社で、
工場とショールームの見学をしました。
今回参加していたのはラトビア、ルーマニア、イスラエル、デンマーク、キプロス、
中国、そして日本から、理学療法士の他にもトレーナーやセールスマンなどでした。
私は「キプロス?ラトビア?どこ~?」と、こっそり世界地図を見て探してしまいました。
2日目から講義と実技が交互に行われました。
講師はOliver Schmidtlein氏(サッカーのドイツ代表のフィットネスコーチや
スポーツPTとしての経験豊富で、ミュンヘンで施設を運営)、
Gabi Fastner氏(フィットネストレーナー、Prienで活動)、
Michaela Kreitmair氏(PTでサッカーなどスポーツリハ、トレーニングに従事)、
Christian Raschner氏(オーストリアのインスブルック大学スポーツ科学研究所教授、、
チロルにあるオリンピックセンターでもアルペンスキーについて研究)の4名でした。
全ての内容は理解できませんでしたが、運動感覚トレーニング
(バランストレーニング)やバランス+フィットネス、Fasciaへのアプローチ、
筋力強化などの組み合わせについて学びました。
最終日はペアで課題を発表するという時間もありました。
私はラトビアのPTの方と一緒にトレーニングを選び、
下肢の代償運動がなぜよくないか、どのように修正するのかという説明も考えて、
無事に発表を終えました。これは大変よい経験になったと思います。
フィジオセンターで行っているFT-Physioのコースでは、
マンツーマンで動きを評価することに時間を取りますが、今回のコースは
フィットネスとストレングスがメインだったので、とにかく動いて身体を使いました。
TOGUの日本のインストラクターの皆さんもしっかり動きを評価しているので
この部分は日本でのコースは、より丁寧に深く学べるように思いました。
会場はオーストリアにあり、湖の近くのとてもきれいな場所でした。
少し散歩をしましたが、夕日もきれいでした。
食事もとてもおいしくて、つい欲張って取りすぎてしまう日本人の典型・・・
講習も大変勉強になりましたが、いろいろな国の方とPTの状況について話をしたり、
情報交換ができたのがとても有意義でした。来年以降の講習会でも、
参加される皆さんにも今回の内容をお伝えしたいと思います!
201811/14