スタッフBlog
先月末、フィジオセンターでひみつの勉強会をしました。
産婦人科医、理学療法士、トレーナーの先生方と一緒に
骨盤底筋の機能解剖や触診の仕方、筋収縮をエコーで確認するなど、
あっという間の3時間でした。
まずは座学。スタッフの田舎中が行っている産後検診での調査では、
妊娠期のマイナートラブルが産後も起こったり持続することが多いそうです。
妊娠期、可能なら妊娠前にも運動機能評価ができると、
産後にもよいアドバイスができそうですね。
実技では、尾骨筋(びこつきん)の位置や硬さのチェックをしました。
筋が硬すぎたり左右差があったりすると、動きにも影響が出てくることが多いです。
姿勢や基本動作のチェックも大事です。
筋の硬さが動きに影響するので、重力のかかった姿勢で普段の動きを確認します。
写真ではスクワットで後光がさしていますね~
参加された先生方からは、会陰切開の方向の決め方や運動指導の方法、
平昌パラリンピックでの環境についてもお聞きして良い勉強ができました。
夜の勉強会&2次会でも親睦を深めることができ、ますます勉強になりました!
骨盤底筋についてはここ数年で随分知られるようになってきました。
産後や尿失禁のある女性だけではなく、男女を問わず腰痛や股関節の不具合、
アスリートのパフォーマンス向上にもつながるので、
機能解剖は繰り返し確認することが大事だと実感しています。
6月には、クライアントさんと一般の方向けの勉強会を開催します。
ご興味のある方や骨盤周りの悩みのある方は、ぜひご参加ください。
201805/13