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理学療法MOOK 20「ウィメンズヘルスと理学療法」 謝辞とお知らせです

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「ウィメンズヘルスと理学療法」が今月末に三輪書店より刊行されます。
ウィメンズヘルスという分野で、それぞれ丁寧に実践を続けていらっしゃる先生方の
取り組みがわかる内容です。
フィジオセンターのスタッフも、この書籍の一部を執筆させていただきました。

責任編集の石井美和子先生、福井勉先生、三輪書店の濱田様・山中様、
どうもありがとうございました。特に石井先生には、ご依頼をいただき
アドバイスも含めて暖かく見守ってくださったことに、心よりお礼申し上げます。
また、執筆にご協力いただきました先生方、および患者様・クライアントの皆さまにも
お礼申し上げます。ありがとうございました。

多くの方に読んでいただけると嬉しく思います、。


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さて、出版を記念して?スタッフそれぞれに質問してみました。

第3章 妊娠・出産と理学療法 
 3.産後女性の機能健診(田舎中真由美)

- 執筆しながら、実際に行っている健診や患者さんへのアドバイスを更に工夫できた
と思いますが、それはどのような点ですか?

田舎中:まずは自分が健診で行っている内容をこの執筆でまとめることができたので、
自分自身の健診の流れがスッキリしました!それに、説明の重要さを感じましたね。
なので、今の方が評価や運動指導、生活指導に向けて、分かりやすくなったのかな?
と勝手に思っています(笑)。

例えば、ひとりひとりに対してどこがどう痛むか?を見せてもらい、
どうすると痛みがなくなるのかを自覚してもらいます。
言葉だけでは分からないことが多いので、痛みがなくなる為に
何をすればいいのかを実感してもらうことの重要性が分かりましたね。
指導した運動で痛みがなくなることが分かると、みなさんとっても納得して
運動続けてくれます。運動継続して症状を改善させるために、
効果が実感できる運動や生活指導を的確に指導する!
まだまだ勉強が必要ですが、ちょっとした山くらいはたどりついたかもしれないです。

-- どんな人にこの本を読んでもらいたいですか?
田舎中:そうですね。最近、産婦人科で働きはじめた、もしくは介入を始める予定です、
とよくお話を聞きます。これから産婦人科での介入を考えていらっしゃる方には
是非読んでいただきたいですね。
でももっと言うと理学療法士だけでなく、医師、看護士、助産師等の
他職種の皆さんにも是非できれば読んでいただいて、
妊婦・褥婦の皆さんのからだのために理学療法でできる事を知っていただきたいです!


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第6章 更年期以降の代謝性疾患と理学療法 
   2.更年期以降の予防的理学療法(磯あすか)

- 更年期以降の女性は運動習慣のあまりない方が多いかと思います。
運動を継続してもらうのに工夫している点は?

磯:そうですね、痛みや関節の変形など運動できる身体状況がない場合には、
まずはそれらへの対応から始めます。
運動しにくい環境とか、運動があまり好きでない方が習慣をつけるのは
大変ですよね。自分だけでなかなか運動できない場合が多いので、
そういう方にはどこかに通って体を動かすことを提案します。
それと、次回までの課題として数値目標を一緒に決めるのもいいと思います。
例えば、運動をした日数とか、体重は何週で何g減らそうとかですね。

とはいえ、更年期以降で運動習慣のない方は、少々からだを動かしても
体重や体脂肪率などの数値はすぐに変わらない状況になってしまっています。
努力が足りないからというよりも、からだの方が既に代謝が悪くなっているので、
運動だけでなく食事や睡眠(寝る時刻など)も含めて生活全体を見直して、
どこか変えられるところがあるのかを一緒に考えるようにしています。
182ページのアンケート結果一覧のように並べて見せて、
ここが危険な項目だから何とかしましょう、と伝えると理解してくれるように思います。

- 更年期のあとにくる高齢期にむけて、女性が快適な体を保っていただくために
PTとしてどのような視点が必要なのか、運動器疾患、生活習慣病、心臓リハに従事す
る皆さんに一言お願いします!

磯:自分がそうだった経験からですが、医療機関で働いていると
患者さんに関われる期間も短いために、診断名や1つの障害への対応が中心で
ライフサイクルを考えて予防のためのアドバイスをするということが難しいと思います。
私自身まだまだ網羅できていませんけど、運動の仕方も病態そのものも知ったうえで、
対象の方の性ホルモンの状況がどうなのか、ライフサイクルのどのあたりにいて、
何に悩んでいて、これからどんな問題が出てきそうなのか、と考える必要性を
今回すごく感じました。そうすると優先順位をつけやすくなります。

全体として何が大事で限られた時間の中で何をするか、とご本人と相談すると
長期的にも理学療法士として役に立てるのではないでしょうか。
専門分野が違うと知識の量も情報量も限られてしまうので、
相談できる専門家の仲間を作るのも必要だと思います。
そして自分も頼られる存在にならないといけないですよね。
一言でなくなっちゃいました(笑)!

201605/20

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