スタッフBlog
1月15日、みなとみらいで行われたスポーツフォーラム21に参加しました。
今回のテーマは「運動連鎖から投球動作を考える」です。
「運動連鎖」という言葉の定義が職種によって、また個々によって異なること、工学・医療・現場の各分野でもとらえ方が変わってくることがあり、どの部分で自分が考えているのかを理解しておくと、スタッフ間でも話がしやすいとのことでした。
そして、動作の中でどの関節がどう動くのかといった具体的な講演もありました。
興味深かったのは、「肩甲骨はショックアブソーバーである」という内容。肩甲骨は胸郭上に筋や筋膜の力でバランスを取って位置しているし、投球動作時の上腕との関係性を考えてもその通りだな、と思いました。そして胸郭の動きや形状との関連についても非常に勉強になりました。
心とカラダ、技術との相互関係というセッションでは、身体心理学という概念から心と動きの因果関係についての講演がありました。「何のためにその動きをしているのか」「(選手は)何をしたかったのか」と考える必要があること、動きだけを見て修正しても不十分であることがよく分かりました。
今回のお弁当はこちらです。
会場が変わったためか業者さんが変わったのでしょうか、デザートのタルトはついていませんでした。
今年も非常に大勢の方々の参加があり、活気あるフォーラムでした。
参加できて本当に良かったです。
201201/18