スタッフBlog
先週末、ソウルで開催されたTOGUのコースに参加しました。
以下、現地レポートです。今回は写真がたくさんです!
ソウルは羽田から2時間半。
海外とはいえとても近くて、機内で映画が1本見られないくらいの飛行時間です。
金浦空港から電車・地下鉄を乗り継いで約1時間、Suyu駅近くのモーテルに泊まりました。
ツインで5千円弱と安く泊まれてよかったんですが、困ったことが一つ。夜になると、異様な音と一緒にシャワーの排水溝から泡が噴出してきて、バスルーム一面があわだらけ・・・
こうなると笑うしかないですね。でもミネラルウォーターが毎日ついていたりして、その他は快適でした。4日間お世話になりました。
ソウルでは、写真のT-moneyが発達していて、スイカやパスモと同じく、現金をチャージして使います。
電車・地下鉄・バス・タクシーなど色々な場所で利用可能です。
カードタイプとストラップのタイプがあって、どちらも自動販売機で購入やチャージができます。私はストラップタイプにしてみました。
今回のコースは韓国のredbalanceが主催で、昨年お世話になったバルセロナのPanas Pantas氏が講師でした。
オーガナイザーはredbalanceの理学療法士、So Young Kimさんです。
勉強熱心で親切で、とてもエネルギーのある方です。
数年前、Diane Lee先生のコースを受けに日本に来て、その時に親しくなりました。
今回のコースも彼女が教えてくれて受けることができました。
会場は今年オープンしたばかりの
RPT(Real Physio Training)Physiocenter、
Sinsa駅すぐの場所にあります。
ここには理学療法士が数名勤務していて、日ごろはPTトレーニングをして週末はセミナー開催をしているそうです。
ご興味のある方は、下記のURLをご参照ください(ハングルです)。
http://www.redbalance.com/
1日目はMostabilityのコースで、モビリティとスタビリティ両方を得るために、動きを評価してトレーニング課題を与えたり、負荷を変えたりしました。写真はサイドランジを評価しているところです。
セミナー中、ニューヨークで学んでアメリカでもPTの資格を取ったという先生が通訳をされていました。説明がとても分かりやすくて好評なんだそうです。温かくジェントルマンな雰囲気の先生でした。
初日の参加者はPTとトレーナー合せて20名くらいでした。
TOGUのツールを使いながら、
「正しい動きができないのはどこの弱さのせいか?」とか、「コアの弱さのせいか、それとも股関節の筋を活性化させればいいのか?」などグループでディスカッションをしながら色々なエクササイズを試しました。
2日目と3日目はFT-coach level 2で、会場は国立スポーツ大学です。
実技を中心に、ファンクショナルトレーニングの中でも特にアジリティや持久力を高めるような内容が多かったです。
level 1と同じように、基本動作を評価して課題をレベルアップさせていきます。
また、self myofacial releaseとしてボールやポールを使ったリリースも行いました。
このあたりはとても馴染みがありますね。
Jumperへのジャンプ(アップ)の課題に、エラスティックコードで負荷を調整しているところです。
負荷を与える側の高さを変えたり、動いている途中で引っ張る方向を変えて不安定要素を加えたりしました。
高さの変化でいえば、下から引っ張れば抵抗になるし高い位置から引っ張れば飛び乗って止まるときにはコアの安定化をアシストします。
左の写真、ふざけてフェイクをかけて引っ張らなかったら、Jumperを飛び越えていってしまいました・・・
ジャンプでも、両足でのその場ジャンプやホップ、ステップ、連続ジャンプなどのバリエーションがあり、さらにメディスンボールで負荷を増やすなど、特にスポーツ現場で役立ちそうな内容がたくさんありました。
一緒にグループワークをしてくれた、HEALIENCEというコアエクササイズセンターのトレーナーの方々です。
一緒にやろうと声をかけてくれて、実技の説明の補足やランチタイムの案内など、とても親切にしていただきました。
日本に来たら、フィジオセンターにも遊びに来て下さいね!
今回使用したたくさんのツール、セミナーの後はひたすらお片付けです。
充実したセミナーは、多くの方の準備や協力があってのこと。スタッフの皆さんもお疲れ様でした。
7月にフィジオセンターで開催したFT-coach level1の次のコース、level 2については開催は未定ですが、しっかり準備をしていきたいと思います。
お世話になった皆さん、どうもありがとうございました。
201109/28