スタッフBlog
続いてのツール紹介は、Senso Balance(センソバランス)です。
直径が16㎝の半球状で、表面にイガイガの突起がついています。
上に立って固有受容感覚のトレーニングをしたり、上に手足を乗せて体重をかけ
マッサージやリリースをするのにも使います。
上に立つ場合は、足のどの位置で乗るかによって、重心のコントロールが誘導できます。
足関節や足部のコントロールをしながら姿勢を保ってエクササイズすると
センソバランスから降りたときには、足が地面をつかみやすい感覚が得られます。
エアロステップよりは筋力やバランス能力が求められるので
運動のレベルに合わせて使い分けるといいと思います。
また、下の写真のように他のツールを加えて上を歩く課題にすると
ちょっとスリルもあってバランスエクササイズが楽しくなります。
機能の高い方向けという印象があるかもしれませんが、
要支援1~2のレベルの高齢者でも問題なく利用していただいています。
この場合は椅子や手すりなど、つかまるものを用意しておくと安全ですね。
それでは、次回はダイナー(バランスディスク:エアスタビライザー)をご紹介します。
~ つづく ~
201105/17