スタッフBlog
第3回目のコンディショニング紹介は骨盤周囲の痛み(腰痛・骨盤痛等)です。
骨盤周囲のトラブルは日ごろの姿勢や体の使い方、または妊娠・出産の影響により、腰痛や仙腸関節痛(骨盤と仙骨の関節で上半身と下半身のつなぎ目です)や足の付け根の痛み、お尻の痛みを引き起こします。
問題として考えられるのは骨盤のゆがみとコアの問題(腹横筋、骨盤底筋群の機能低下)
。そこでコンディショニングとしては、骨盤のゆがみを調整した上でコアマッスルである腹横筋・骨盤底筋群の強化を行っていきます。
コンディショニングの例
【症状・訴え】
・ 腰・骨盤周り(お尻)に痛みがある。
・ 足の付け根(股関節)に痛みや違和感がある。
【チェックの内容】
・ 骨盤のゆがみチェック
・ 姿勢チェック
・ コアチェック(腹横筋・骨盤底筋群の使い方)
写真はコアマッスルである腹横筋のチェック結果。
左は安静時で右側はコアマッスルに力を入れていただいています。
アウターマッスルの外腹斜筋、内腹斜筋は厚くならずに
腹横筋が選択的に厚くなるのが理想的なんです。
【エクササイズの内容】
・ 骨盤のゆがみを引き起こしている張りのある筋肉に対して→ボールなどを使ってリリースします
・ コア(腹横筋・骨盤底筋群)の再教育→超音波を用いてコアの使い方の確認を行います。
コアの筋肉は目では見えない筋肉ですよね。ですから超音波を使ってリアルタイムに使い方を確認するのはとても良いエクササイズなんですよ。
・ ダイナミックなコアエクササイズ
正しくコアが使えるようになったら、少しずつ手足を上げるなど負荷を上げて、よりダイナミックなトレーニングへと進めていきます。からだの内側にあるコアマッスルと外側にあるアウターマッスルがバランスよく使えるようにします。
写真は骨盤をスリング(天井からつる下がった赤いロープ)で圧迫してコアを使いやすくしてトレーニングしているところです。個々の状態に合わせて段階的にコアのエクササイズを行っていきます。
じゃあ私の骨盤周りの不具合はどうすれば良いの?と思われた方、
是非お問い合わせください!
201101/06