スタッフBlog
今回は映画の紹介です。
「アレクセイと泉」
監督 本橋誠一 (2002年 日本)
東日本大震災から4か月以上がたちました。
電力消費の問題も何とかなりそうかな~なんて思っていたら
このところまた余震が続いていますね。
原子力発電所のニュースもだんだんと少なくなってきたように思いますが
まだまだ課題は山積みで、「放射線の基準値を超えた食品」についても
関東各地で報告されています。
他人事ではない原発の事故。
チェルノブイリ原発の事故の時は、遠い遠い外国の話、という感覚が抜けませんでした。
随分前の事故ですが、実はまだ終わっていない・・・
* * * * * * * * *
ベラルーシの東にあるブジシチェ村は、事故のあと制度上は廃村になっている。
600人いた村人のうち大半は移住し、55人の高齢者とアレクセイは村に残った。
農地は放射能で汚染されているが、この村の泉の水だけは、
放射線が全く計測されないという・・・
そんな村で暮らす人々の昔からの生活。
ドキュメンタリー映画なので、淡々と日々の生活を記録しています。
綺麗な田園風景のどこに放射線があるのか、本当に危険なのか・・・
福島の状況と重ねて観た映画でした。
以上、視聴覚案内でした。
201107/26